2007年 06月 26日
読書絡みの話題をもうひとつ。 タイトルは五木寛之さんの新書で頭と心に刺激を与えるための休日の過ごし方を述べられています。 五木さんの本は大河の一滴など読みやすくかつ内容の深い本が多いです。 さて、その『知の休日』での一節。手もとに本はないので引用ではないですが、 『本を1冊読んで自分にとって心に残る言葉がひとつあればその本を読んだ意味がある。1冊読んで何も心に残らなければ自分にとってはそれだけの本なのだ』 というよう内容。まさにこの本を読んで心に残ったその言葉。 生きるために必要なあらゆるセンスにかける私にとって、読書は必要不可欠なものであり、しかし1冊読むのに長い時で1ヶ月もかかってしまうその読書は果たして、身になっているのかと、たびたび考えていましたが、この1節にはまさに目から鱗でした。 1冊からたったひとつ。そんなに肩の力を張らなくていいのだな、と。 それ以来、1冊の本を読み終えたとき、その本の心に残った1節が自分にあったか振り返ってみてます。あくまでも気楽に。 ちなみに『知の休日』では、 読書はあくまでも趣味であり、読書なんかなくても生きていけるし、それによって人格が向上したり、知性が備わるなどとは思わないほうがいい。とその節を締めくくっていました。 残念。
by kamiya0818
| 2007-06-26 00:43
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